『原子力発電の代替エネルギーは何か』 第2回 協同組合Masters 会長 濱出健一

<コラム>『原子力発電の代替エネルギーは何か』 第2回 協同組合Masters 会長 濱出健一

代替エネルギー関連の特許、日本が世界の55%を占め圧勝

 知的財産権の保護などを目的に設立された国連の専門機関、WIPO(World Intellectual Property Organization)が発行した報告書に、エネルギー関連業界の注目が集まっている。
 対象とした特許の分野は、太陽光発電、風力発電、バイオエネルギー、地熱発電、CCS(二酸化炭素の回収・貯留)など。代替エネルギーに関する日本の技術開発が「世界の中でも突出している」ことが分かる。
代替エネルギーに関する日本の特許(日本で出願された特許の数)は世界の中で55%を占めている(図1)。太陽光発電に至っては68%にもなっており、代替エネルギーに関する日本での技術開発が盛んなことが特許の面から分析できる。

問題は、これらの技術が「世界の投資に結びついていない」ことである。世界のエネルギー関連投資を国別に分析すると日本は世界の20分の1にすぎず、55%も占める特許を生かせているとは言い難い状況だ。
このような「宝の持ち腐れ」を打開するために、公的な組織が動きを加速し始めた。特に、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や日本貿易振興機構(JETRO)が、日本企業の海外進出をサポートしようと活発に動いている。
川崎天然ガス発電所発電効率は58%を実現(今までの火力発電効率は平均48%)
この川崎火力発電所は、蒸気タービンとガスタービンを使った、二重の発電方式を組み合わせる「コンバインドサイクル発電所」である。
普通の火力発電所は、水を沸騰させて蒸気を作り、蒸気タービンを回して発電している。
蒸気を使う点では蒸気機関車も同じ、沸騰水型原子力発電も蒸気タービンで発電しています、イギリスの産業革命から原発まで、蒸気のエネルギーを使うという仕組みは何ら変わっていません。
Mastersは、全然ちがう方式の発電ユニットを構築して行きます。 to continue.