いまさらとお思いになるかも知れませんが靖国参拝について/Masters 会長 濱出健一

<コラム>いまさらとお思いになるかも知れませんが靖国参拝について      Masters 会長 濱出健一

◆◆◆◆◆◆◆三つの原則◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
(1)割合で見る(=絶対値で見ない)(2)流れで見る(=瞬間値で見ない)(3)相対化する(=他者と比較する)
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☆☆ (1) 割合で見る(=絶対値で見ない) ★★
国家の経済指標にしても、例えば人口一人当たりのGDP(GDP÷人口)など、割合で共通化、標準化をしない限り、
正しい比較などできるはずがない。

☆☆ (2) 流れで見る(=瞬間値で見ない) ★★
国家経済も同様に、数年間、あるいは少なくとも数四半期の数値データの「推移」を見る必要があるのだ。

☆☆ (3) 相対化する(=他者と比較する) ★★
特に日本国家の経済を語る際に、マスメディアはこの「相対化」を必ず省く。

典型的な例として、「日本経済は輸出依存である」なる「嘘常識」を取り上げてみたい。
「日本は輸出立国だ」 「日本は貿易立国だ」
読者の頭の中にはこの手のフレーズが、あたかも日本経済の常識として刷り込まれていると思う。
だが、読者はこの手のフレーズが語られる際に、実際の数値を見たことがあるだろうか。すなわち、日本経済が「どの
程度」輸出依存なのか、という数値である。

例えば、日本とシンガポールの輸出額(2007年DATAはちょっと古いですが)を比較すると、
☆日本:79.725兆円(1ドル100円で計算すると、7972.5億ドル)
☆シンガポール:2,990億318万ドルとなり、日本の輸出総額がシンガポールの二倍以上になっている。
だからといって、「日本はシンガポール以上に輸出依存」と表現するのは間違っているだろう。
何しろ両国は人口の差も凄いが、GDPの規模も全く違う。経済規模に大きな開きがある以上、輸出額単体を比較しても
何の意味もないことは誰でも分かる。
確かに、「日本はシンガポールよりも輸出額が大きい」という事実は分かるが、「だから何?」という話である。

☆輸出依存度=輸出額÷名目GDPx100%
上記の計算式に基づき、両国の輸出依存度を比較すると、
★日本の輸出依存度=15.5%
★シンガポールの輸出依存度=196.7%
(1)の「割合で見る」と、(3)の「相対化する」の二つの原則を用いるだけで、日本の「輸出依存」に「本当だろうか?」という
疑問が生じることになる。
この日本の輸出依存度について、他の主要国とも比べてみることにする。
★日本の輸出依存度=15.5%  ★アメリカの輸出依存度=8.4%  ★イギリスの輸出依存度=15.7%
★ドイツの輸出依存度=39.8% ★中国の輸出依存度=36.0%    ★韓国の輸出依存度=38.3%
★ロシアの輸出依存度=27.3%
出典:(2007年DATAはちょっと古いですが)JETRO(http://www.jetro.go.jp/indexj.html)

日本の輸出依存度は主要国の中ではアメリカに次いで「低い」。
何しろ、すでに製造業が衰退してしまったイギリスよりも低いのであるから、半端ではない。
ちなみに筆者は各国の輸出依存度を計算する際に、JETROのサイトを参照している。特に、秘匿されたデータではなく、
公開された情報を使っているにすぎないのである。
誰でもアクセス可能なJETROのデータを参照するだけで、「日本経済は輸出依存である」なる常識が嘘である事が一目
瞭然になるわけだ。

この様にマスメディアの情報は子供騙しみたいなことで我々を洗脳しようとしていることがよくわかる。
なぜこのような報道するかはさておき、私はマスメディアの情報をほとんど信じなくなりました。
インターネットの普及とともに自分で納得できる情報を精査するようになりました。
皆様はどうでしょうか?