三菱自動車 中国生産から撤退を発表 特損243億円 EV出遅れで

三菱自動車工業(本社:東京都港区)は10月24日、中国での車両の現地生産から撤退すると発表した。合弁会社の株式は、三菱商事の保有分とともに合弁相手の広州汽車集団に譲渡する。2024年3月期連結決算で関連費用243億円の特別損失を計上する。中国市場で想定を大きく上回る速さでEV化が進んだ中、同社はEV化で出遅れによる事業採算の悪化が響いた。