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侍ジャパン 3大会ぶり世界一奪還 3−2日米対決制す

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝戦は3月22日(日本時間)、米国・マイアミで行われ、日本(侍ジャパン)がWBC史上初の日米対決を3−2で制し、3大会ぶりに世界一を奪還した。WBCでの日本の優勝は、第1回、第2回に続き3回目。
試合を重ねるごとに調子を上げてきた、MLB(メジャリーグベースボール)でプレーする選手を揃えた米国の破壊力ある強力打線を、先発の今永(DeNA)から戸郷(巨人)、高橋(宏)(中日)、伊藤(日本ハム)、大勢(巨人)、ダルビッシュ(パドレス)、大谷(エンゼルス)の7投手リレーで逃げ切った。村上(ヤクルト)が同点ホームラン、岡本(巨人)が3点目のホームランを放ち、大接戦を制した。
また、今大会のMVPに日本の大谷翔平選手が選ばれた。日本からMVPが選ばれたのは第1回と第2回で選出された松坂大輔さん以来。

三井不 台湾初の「ららぽーと台中」5/16 Gオープン

三井不動産(本社:東京都中央区)は3月22日、台湾初の「三井ショッピングパークららぽーと台中」が5月16日にグランドオープンすると発表した。
施設全体のグランドオープンに先駆け、南館(41店舗)は1月17日より順次オープンしており、北館(約260店舗)は4月下旬にプレオープンする。ららぽーと台中には、台湾初出店の16店や多くの日系ブランドを含む約300店舗が集結する。

愛媛大学など 昆虫含むエサでマダイを養殖, 出荷へ

愛媛大学などの研究グループと地元の水産会社が連携して進めていた、魚粉に変わる、昆虫を含んだエサを与えたマダイの養殖に成功。4月から水産会社が、重さ1.5kgに育ったマダイを顧客向けに出荷を始めることになった。
両者は2022年7月から愛媛県宇和島市沖の生けすでマダイを育てる実証試験を行ってきた。試験はおよそおよそ8,000匹の幼魚に、エサの原料の10%程度が昆虫のミール」ワームと呼ばれる幼虫を使用。従来の魚粉のエサで育てたものより、成長のスピードが速く、味も遜色ないことが確認できたという。

パソコン2月国内出荷台数10.1%増 5カ月ぶり増加

電子情報技術産業協会(JEITA)のまとめによると、2月のパソコン(PC)国内出荷台数は前年同月比10.1%増の54万3,000台だった。法人向けが堅調で5カ月ぶりに出荷台数が前年同月を上回った。出荷金額は19.8%増の655億円だった。
ノートPCの出荷台数は10.9%増の44万4,000台と2カ月ぶりに増加した。デスクトップPCは6.8%増の10万台8カ月ぶりに増加に転じた。
出荷金額はノートPCが24.4%増の519億円、デスクトップPCは5.1%増の136億円。全体の出荷額は9カ月連続で前年同月を上回った。

白物家電2月国内出荷額2.1%増 物価高で単価上昇

日本電機工業会(JEMA)のまとめによると、2月の白物家電国内出荷額は前年同月比2.1%増の1,925億円だった。前年同月を上回るのは2カ月連続。原材料価格の高騰などで製品単価の上昇が続き、出荷額を押し上げている。
製品別にみると、ルームエアコンは同7.7%増の517億円と2カ月ぶりに前年同月を上回った。洗濯機は同2.2%増の329億円と2月単月では過去最高の水準。洗濯機出荷台数の約8割がドラム式。冷蔵庫は同3.3%減の357億円にとどまり、2カ月ぶりに前年同月を下回った。

タイ 5/21総選挙 親軍政権継続の是非問う

タイの選挙管理委員会は5月21日、20日解散した下院の総選挙の投開票を5月14日に実施すると発表した。今回の最大の焦点はプラユット首相を中心とする親軍政権の継続の是非を問うことにある。タクシン元首相派を中心とした野党による政権交代が起きるかが焦点。
ASEANの主要経済国の同国の政治動向は日本や周辺国に影響を及ぼすだけに注目される。

豊中市とNEC フレイル・介護予防で新サービス実施

大阪府豊中市と日本電気(本社:東京都港区、以下、NEC)は3月20日、豊中市が高齢者向けに実施しているフレイル・介護予防の新たな取り組みとして、デジタル技術を活用して健康・生活課題を収集・分析し、健康状態を見える化するサービスを4月3日から順次開始すると発表した。
より効果的なセルフケアを前提とした、誰も取り残されない介護予防の実現を目指して、NEC独自の歩行姿勢測定システムなどにより、最大約70項目の多面的なデータを収集。このデータをもとに身体機能や食習慣、社会参加などの現状を見える化し、本人に分かりやすく伝える「当日フィードバック帳票」を測定時に、その場で提供する。デジタル技術を活用した歩行姿勢測定と当日フィードバック帳票による自治体のフレイル・介護予防策は関西初。

袴田事件 検察側が特別抗告を断念 42年経て無罪へ

1966年に静岡県で一家4人が殺害された「袴田事件」をめぐり、東京高検は3月20日、死刑が確定していた袴田巌さん(87)の裁判のやり直しを認めた13日の東京高裁の決定について、最高裁に特別抗告しないことを発表した。死刑確定から約42年を経て、再審の可否を巡る議論は決着した。今後、静岡地裁で刑事裁判がやり直され、無罪が言い渡される公算が大きい。

温暖化ガス 35年に19年比60%削減を IPCCが報告書

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は3月20日、現状の評価と必要な対策をまとめた第6次統合報告書を公表した。この中で、産業革命前からの気温上昇を1.5度以内に抑える国際枠組み「パリ協定」の目標の達成には、温暖化ガス排出量を2035年に2019年比で60%削減する必要があると提示した。そのため、各国の従来の削減目標は「極めて不十分」と警鐘を鳴らしている。