米国 異常気象で年間22兆円の経済被害 頻発する災害で

米国政府は11月14日、気候変動に伴う異常気象によって頻発する災害で年間1,500億ドル(約22兆5,800億円)の経済的被害が発生していることを明らかにした。4年に一度発表する全米気候評価(NCA)報告書で、今回初めて気候変動の経済的影響をまとめた。
山火事や洪水など被害額が10億ドルに及ぶ災害が、2018〜2022年に89回を記録し3週間に一度のペースで発生したとしている。1980年代には同規模の災害は4カ月に一度しか起きてなかった。