磁石メーカー4社 脱炭素へ共同研究の覚書に調印

国立研究開発法人、物質・材料研究機構(本部所在地:茨城県つくば市、以下、NIMS)とTDK、大同特殊鋼、信越化学工業、日立金属の磁石メーカー4社は5月30日、NIMSを中核とした磁石マテリアルズオープンプラットフォームの運用に関する覚書に調印したと発表した。
磁石は電気自動車(EV)のモーターや風力などの発電機に使われ、脱炭素の推進に欠かせない材料。磁石材料の世界最高水準の微細構造解析技術やデータ駆動型研究を、材料設計とプロセス最適化に応用し、用途に応じた必要特性を持つ材料の開発を迅速に行うツールの開発を目指している