スズキ インドでの再生エネ由来の電力使用を拡大

スズキ(本社:静岡県浜松市)は6月2日、カーボンニュートラルの実現に向け、インド四輪工場において、再生可能エネルギー由来の電力使用を拡大すると発表した。
同社のインド生産子会社スズキ・モーター・グジャラート社(以下、SMG)は2022年5月、スズキグループとして初めて、電力事業者がSMG敷地外に位置する発電設備から電力を購入するオフサイトコーポレートPPAの仕組みを利用して、再生可能エネルギー由来電力をの調達を開始した。
発電設備は風力と太陽光のハイブリッド型(発電出力17.6MW)で、インド再生可能エネルギー事業者大手ReNew Power Private LimitedがSMG専用として設置した。この取り組みによりCO2排出削減量は年間約5万9,000トンを見込む。スズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディア社ではマネサール工場敷地内の太陽光発電で、発電出力を26.3MWまで拡大。これによるCO2排出削減量は年間約2万トンを見込んでいる。