インド 5月乗用車販売185%増 コロナ禍の反動増

インド自動車工業会(SIAM)のまとめによると、5月の乗用車販売台数(出荷ベース)は、前年同月比185%増の25万1,052台だった。これは前年同月が新型コロナウイルス禍に見舞われていた時期で、その反動増によるもの。そのため、前月(25万1,581台)と比べると、ほぼ横ばいだった。同国の乗用車販売が前年同月を上回るのは2021年8月以来9カ月ぶり。
主要メーカーの販売は軒並みプラスだった。最大手のマルチ・スズキは前年同月比278%増の12万4,474台、生産も295%増の16万495台で、4倍弱の高水準だった。