スリランカ ウィクラマシンハ首相が「破産」宣言

スリランカのウィクラマシンハ首相は7月5日、議会で演説し、国の「破産」を宣言した。同国は経済危機に直面しており、危機的状況は来年も続く見通しで、混乱の長期化は必至だ。同首相は議会で、金融支援獲得に向けた国際通貨基金(IMF)との協議について説明した。現地メディアによると、その一端について「今は”破産国家”として協議しているため、交渉はより困難で複雑になる」としている。また、インフレ率は年末には60%に達するとの見通しを示している。