スリランカに非常事態宣言 大統領一族支配に幕

経済危機で政情混乱が続くスリランカで7月13日、去就が注目されていたゴタバヤ・ラジャパクサ大統領が国外に脱出した。退陣を求め、激しさを増す抗議のデモ隊を避け、軍用機でモルディブに”逃亡”した。これにより、およそ20年にわたり中国の支援を受けたラジャパクサ一族による支配に幕が降ろされた。これを受け、ウィクラマシンハ首相は同日、大統領代行として全土に非常事態を宣言した。