ウクライナからの出国者1,000万人超 多くは難民に

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が8月2日公表した集計値によると、2月24日、ロシアによる軍事侵攻が始まって以来、ウクライナから国外に脱出した人が1,000万人を超えた。2日夜の時点で1,029万人に達した。その多くは難民という。
脱出先を国別にみると、ポーランドが508万人と突出しており、以下、ハンガリー108万人、ルーマニア95万人と続いている。UNHCRによると、ウクライナからロシアに出国した人も195万人に上る。
一方、ロシア国防省は8月2日、親ロシア派支配地域を含むウクライナからロシアへの避難民が305万人に達したと発表した。タス通信が伝えた。