21年度の食料自給率38% 1㌽上昇もいぜん低水準

農林水産省は8月5日、2021年度のカロリーベースの食料自給率が前年度より1ポイント上昇し38%だったと発表した。小麦や大豆の生産が拡大したほか、自給率の高いコメの消費が、外食需要の持ち直しで回復したことで、過去最低だった2020年度からわずかに改善したものの、いぜんとして低い水準にとどまった。