6月の実質賃金 前年同月比0.4%減 3カ月連続減

厚生労働省が8月5日発表した6月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比0.4%減少した。減少は3カ月連続。名目賃金にあたる現金給与総額は伸びたが、消費者物価指数(CPI)の上昇が加速しており、実質賃金を押し下げた。