英女王の国葬に各国元首・首脳ら2,000人が参列

英国の女王エリザベス2世の国葬は9月19日、ロンドンのウエストミンスター寺院で執り行われた。英王室や政府関係者ら約2,000人が参列した。このうち約500人は天皇、皇后両陛下はじめ各国元首や首脳とその配偶者らが顔を揃え、英王室史上最長の70年にわたり在位した同女王の交際・影響力の幅広さを示した。
公式セレモニーの後、英王室のウエブサイトによると、同女王の棺(ひつぎ)は19日夜、ロンドン郊外のウインザー城に埋葬された。歴代の君主らが眠る城内のセントジョージ礼拝堂に、2021年4月、99歳で亡くなった夫のフィリップ殿下とともに納められた。同礼拝堂では埋葬前の礼拝が行われ、新国王チャールズ3世ら王室メンバーが参列した。