OECD予測 23年世界経済成長率2.2%に下振れ

経済協力開発機構(OECD)は9月26日公表した経済見通しで、2023年の世界の実質成長率を2.2%に引き下げた。前回6月の予測を0.6ポイント下方修正した。ウクライナ危機で加速した物価高の影響が長引くとの見立て。各国の中央銀行がインフレ対応で進めている利上げも重荷となる。この結果、2021年12月時点の見通しからの下振れ幅は1.0ポイントに拡大した。