2022年4〜9月倒産2年ぶり3,000件台乗せ 増勢たどる

東京商工リサーチが10月11日発表した2022年度上半期(4〜9月)の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)は、件数が3,141件(前年同期比6・9%増)、負債総額1兆7,420億8,500万円(同203.1%増)だった。
件数は4月から9月まで6カ月連続で前年同月を上回り、年度上半期としては3年ぶりに前年同期を上回り、2020年度以来、2年ぶりに3,000件台に乗せた。負債総額は年度上半期では2年ぶりに前年同期を上回った。負債総額が1兆円を超えたのは2017年度の2兆1,173億7,800万円以来、5年ぶり。
2022年上半期の新型コロナウイルス関連倒産は1,121件(同36.3%増)で、9月は過去最多の210件発生し、次第に増勢のピッチが上がっている。