8月の国際収支96.1%激減 円安進行で輸入膨らむ

日本の財務省が10月11日発表した8月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額は、前年同月比96.1%減の589億円にとどまった。比較可能な1985年以降、8月として最小の589億円となった。
原油高と日米の金利差拡大による円安の進行で輸入額が膨らみ、黒字学が大幅に縮小した。