小池都知事「水素活用を拡大」COP27で表明

東京都の小池百合子知事は11月8日、エジプトで開催中の第27回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP27)の会合に参加し、カーボンニュートラルに向け、水素エネルギーの活用拡大を推進する考えを示した。小池氏は再生可能エネルギーからつくられるグリーン水素について「カーボンニュートラルな社会実現を支える重要な柱」と強調した。都は東京五輪・パラリンピックの選手村跡地などで水素活用を進めており、2030年までに水素インフラの整備を進め、水素ステーションの設置を後押しする方針も明らかにした。