7月参院選1票の格差「違憲状態」8件目 高裁秋田支部

7月の参院選は憲法が求める投票価値の平等に反するとして、各地の有権者が全国の高裁・高裁支部に各選挙区の選挙無効を求めた計16件の訴訟の最後の判決が11月15日、仙台高裁・秋田支部であり、「違憲状態」との判断が下され、請求が棄却された。
この結果、各地の判決は「違憲」1件(仙台高裁)、「違憲状態」8件、「合憲」7件と分かれた。これで高裁段階の判決は出揃い、最高裁が統一判断を示す見通し。