タイへの1〜9月外国直接投資 EVの大型投資目立つ

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、タイ投資委員会(BOI)はこのほど、2022年1〜9月の同国への外国直接投資統計を公表した。これによると申請ベースで、投資額が前年同期比24.7%減の約2,757億バーツ(約1兆752円)、投資件数が同14.6%増の643件だった。
国・地域別にみると、電気自動車(EV)製造の大型投資案件があった中国が同約2.1倍の約450億バーツで、全体の16.3%を占めて首位となった。台湾が同じくEV製造案件などで同約2.5倍の約393億バーツで、シェア14.2%で2位。日本は同43.1%減の約376億バーツで、シェア13.6%の3位にとどまった。4位が米国、5位が香港だった。