中国の江沢民元国家主席が死去96歳 成長の基礎築く

中国国営新華社通信によると、中国の江沢民元共産党総書記(元国家主席)が11月30日、病気のため上海で死去した。96歳だった。江氏は江蘇省揚州生まれ。
1989年6月、当時の最高実力者だった鄧小平に、天安門事件で失脚した趙紫陽元総書記の後任に抜擢され、経済成長を成し遂げ、今日の経済大国・中国の基礎を築いた。ただ、中国国内でナショナリズムを高め、対日感情を悪化させるきっかけをつくった。