鹿児島・出水平野 ツルの飛来ピーク 鳥インフル懸念

国内最大のツルの越冬地として知られる鹿児島県・出水平野でナベヅルやマナヅルの飛来がピークを迎えている。早朝と夕方にはツルたちの編体飛行が見られる。そんな中、今季とくに憂慮されるのが鳥インフルエンザの猛威がツルたちを襲っていることだ。
出水平野には近年、毎季およそ1万5,000羽が飛来する。環境省によると、中でも絶滅危惧種のナベヅルは全世界の個体の9割にあたる8,000〜10,000羽が集まる。大自然を背景に、数千羽のツルたちが飛行する姿を眼前に見られるのは圧巻だが、死と隣り合わせの危うさを思うと、見守るしかない身の無力さを感じさせられる。