23年度予算 最大の114兆円 税収増見込むも国債で穴埋め

政府は2023年度予算案の一般会計総額を114兆円台前半とする調整に入った。2022年度当初予算と比べ6兆円以上(6%程度)増え、11年続けて過去最大を更新する。この主要因は6.8兆円と2割以上増える防衛費の増大。一方、この裏付けとなる歳入は、税収で最大の69.4兆円を見込むが、歳出増に追いつかない。このため、35兆円台半ばの国債を新たに発行して穴埋めする見通し。