鳥インフル23道県で計54例の過去最多 殺処分775万羽

農林水産省は1月3日、千葉県と福岡県で高病原性鳥インフルエンザの感染が新たに確認され、2022年秋に始まった今シーズンの国内発生事例数が23道県の計54例(野鳥の感染除く)となり、過去最多を更新したと発表した。これまでの最多は2020年11月〜2021年3月の計52例だった。今シーズンはまだ増える可能性がある。
国の防疫指針に基づいて行われる鶏などの殺処分の対象数は1月3日時点で過去2番目に多い計約775万羽。