防衛省 過去の飛行物体「中国の偵察用気球と推定」

防衛省は2月14日、過去に日本の領空内で確認された少なくとも3回の飛行物体について「中国が飛行させた無人偵察用気球だと強く推定される」と発表した。このため、政府は外交ルートを通じ、中国に「外国の無人偵察用気球などによる領空侵犯は断じて受け入れられない」と申し入れた。
防衛省は2019年11月に鹿児島県、2020年6月に宮城県、2021年9月に青森県などで発見された気球型飛行物体を、中国の偵察用気球だと推定した。