1月の実質賃金4.1%減 物価高響き過去最大の下落

厚生労働省が3月7日発表した1月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所対象)によると、1人当たりの賃金は物価変動を考慮した実質で前年同月比4.1%減少した。減少は10カ月連続で、1月としては遡れる1991年以降で過去最大の減少幅だった。