2025年大阪・関西万博に出展するオーストラリアは3月22日、パビリオンの概要を発表した。パビリオンのテーマは「Chasing the Sunー太陽の大地へ」。パビリオンは数百の種類があるとされるユーカリの木と花をイメージしたデザインで、同国の多様性と活気を表現している。また、持続可能性も重視し、パビリオンの一部には東京オリンピックの際に使われた建築資材を再利用する計画。
すでに起工式が行われ、今年10月には主な建物の工事を終え、2025年3月中には内装も含めて完成する予定。
英国は3月8日、大阪市内で2025年大阪・関西万博に出展するパビリオンのコンセプトを発表した。テーマはよりよい未来をつくろう、との想いを込めて「COME BUILD THE FUTURE」。建物は箱型で、「偉大なことは小さな始まりから生まれる」という理念のもと、積み木を積み上げてひとつの建物にするイメージで、2012年のロンドンオリンピックで使われた資材も活用し、閉幕後も再利用することが可能だとしている。
パビリオン内では気候変動はじめ世界規模の課題の解決に貢献する英国の最新技術を展示する。パビリオンは近く着工し、今年10月中旬までに主な工事は終える見通しとしている。