習総書記 台湾統一へ「武力行使を放棄せず」明言

中国共産党の5年に1度の第20回党大会が10月16日、北京市の人民大会堂で開幕した。習近平(シー・ジンピン)総書記は過去5年間の成果と今後の方針を示す活動報告で、台湾統一方針を巡り「決して無力行使の放棄を約束しない。必要なあらゆる措置をとる選択肢を持ち続ける」と強調した。5年前の報告より大幅に表現を強め、介入を強める米国や、対話の重要性を訴える台湾の蔡英文政権を威圧、対立を際立たせた。